トップイメージ

ビーズミルとボールミル

ナノテクが幅広い業界においてスタンダードな技術となった昨今、ナノオーダー微粒子の分散加工機としてビーズミルが注目されています。ただどんな優秀な機械にも難点はあります。実は今ひそかに注目されているのが分散機としても歴史のあるボールミル。あまり語られることのないビーズミルの問題点についても知っておいて損はありません。

ビーズについて

現在、ハイスペックのナノテクマシンとして市場要求の高いビーズミルですが、実はいろいろと欠点もあります。
まぁ完璧なマシンなんてあり得ませんから、どこかで欠点はあっても仕方ないと思います。
要はそれがどこか?ってことです。

ビーズミル最大の特徴となるのはやはり”ビーズ”です。
しかしこのビーズについても様々な理由で問題があります。

ビーズミルで使用するビーズの径は、目的によって様々なのですが、 φ0.1〜1mm くらいまでの非常に小さなサイズがよく使われます。
”ナノ”という微粒子に粉砕していくわけですから当然といえば当然ですね。

しかしこのビーズがあまりに小さい過ぎて扱いづらく 、
しかも処理には大量のビーズを必要とします。

また使用後の洗浄が大変だという大きな問題もあります。
原料からビーズを分離する作業、この機能については最初からセットされている機種もありますが、これがまた・・・なかなかうまくいきません。

ビーズミルは、処理室内でビーズを激しく弾き飛ばすために、
どうしてもビーズの磨耗が避けられません 。

結果として、原料に対してビーズの素材が混入していくコンタミの問題が生じます。

しかも磨耗してサイズが小さくなってきたビーズが、分離のためのメッシュをパスしてしまい原料に混入してしまうと・・・もう目もあてれません。
考えてみて下さい。ビーズそのものが原料に混じり込んでしまうんですよ〜(怖)
しかしこのような悩みは実際によく耳にします。
こうなるとかなりの大問題ですよね。

いずれにしても、大量のビーズを使った粉砕・分散マシンで対象物がペースト状の液であることが多いため、 洗浄面や仕込みの手間を考えると、原料替えの多い小ロット生産には不適 だといえます。

 

サイトMENU

Copyright (C) 2008 ビーズミルではなく、あえてボールミルという選択 All Rights Reserved.